Tornado2025開幕後レポート

8月7日(木)に幕を開けたハッカソンTornado2025が、9月13日(土)幕を閉じました。
チームラボのミーティングルームで行われた最終プレゼン、参加6チームが一堂に会して発表に臨みました。

最終プレゼン会場
最終プレゼン会場

見事、最優秀賞に輝いたチーム「かつうどん」。
食品廃棄を買う前段階から予防するアプリ「CHOP!(チョップ)」を開発しました。
製品名は、「Choice」 x 「Shop」を掛け合わせてつけられました。
消費者に、スマートなチョイスに基づいた買い物をしてほしい。
そんな想いが込められています。

「かつうどん」の皆さん
「かつうどん」の皆さん
講評をする㈱GENZ CTO竹花
講評をする㈱GENZ CTO竹花

優秀賞は、2つのチームが受賞しました。
1つめは、チーム「momentum」。
最適化アルゴリズムにより失われつつある“偶然”の出会いの創出を促すアプリ「Touch new」。
偶然訪れた場所で、計らずして心を揺さぶられる体験をしたPMの実体験を基に開発されました。
日常のすれ違いを偶然性の交換に変える機能を備えています。

「momentum」の皆さん
「momentum」の皆さん

優秀賞2つめは、チーム「Sleemuu」。
企業賞として、「チームラボ賞」も同時受賞となりました。
世界最短レベルと言われている日本人の平均睡眠時間に着目しての開発です。
睡眠時間と生活習慣に応じて反応するペットアバターを用いたアプリ「Sleemuu」。
良質な睡眠習慣を促します。

「Sleemuu」の皆さん
「Sleemuu」の皆さん

残念ながら最優秀賞、優秀賞の受賞を逃した3チームもそれぞれ、企業賞を受賞しました。
チーム「Mon-manga(ももんが)」は、セイコーエプソン賞を受賞。
知識を可視化するアプリ「Viofolio」。アプリ経由で検索した内容を蓄積して可視化します。
すみれの花(violet)をイメージカラーに採用したデザインも素敵でした。

「Viofolio」の皆さん
「Viofolio」の皆さん

チーム「PROTENS」は、帝京大学賞を受賞。
筋トレ初心者を対象に、同じジムに通う仲間と繋がり、一緒にトレーニングする「合トレ」を可能にするアプリ「PROTEN」の開発です。
三日坊主に終わる新年の目標TOP3にランキングされるという“筋トレ”。
仲間と楽しむ機会を創出することで、筋トレの継続をめざします。

「PROTENS」の皆さん
「PROTENS」の皆さん

そしていよいよ、GENZ賞の発表です。
受賞は、チーム「Future Huckers」。
行動の壁を越えて、気軽にイベントへの参加・開催を後押しするアプリ「ヒマップ」。暇(ひま)xMapからのネーミングです。

地図アプリを活用し、暇な時間と場所に合わせて、新しいつながりや体験との出会いを提供。
未知の可能性の広がりを感じさせるプロダクトでした。

「Future Huckers」の皆さん
「Future Huckers」の皆さん

全てのチームの発表を終えて、CTO 竹花より参加学生の皆さんにプレゼンを実施しました。
テーマは大会のコンセプトに因んで、「仕事を面白いと思える大人への道」。
子息の運動会での一幕を引き合いに出すなど、自身の経験を織り交ぜながらの講演です。

講演する㈱GENZ CTO竹花
講演する㈱GENZ CTO竹花

表彰式を終え、最後は会場に用意された軽食とドリンクを楽しむ歓談タイムで締めくくりです。
会場に特設されたハックバーでは、エンジニアに因んで3種のカクテルが振舞われました。

カクテル名「Java Script」は、ファジーネーブル。‘ファジー’は、‘曖昧な‘と日本語訳されます。
技術者ならば思わず笑みがこぼれてしまう、ウィットに富んだネーミングです。

「GO」と「リアクト」はブルーキュラソーベースのカクテルとして登場。
それぞれのブランドカラーをモチーフにしたおしゃれなアレンジです。

会場に特設されたハックバーと各種料理
会場に特設されたハックバーと各種料理
会場に特設されたハックバーと各種料理
会場に特設されたハックバーと各種料理

会場ではグラスを片手に、学生同士、主催者、協賛企業からの参加各位が思い思いに会話を楽しみました。

【取材後記】
当社初の協賛参加となったハッカソンTornado2025。
熱意溢れる優秀な学生たちが、社会課題に真摯に向き合い解決をめざしプロダクトを企画開発する。
熱い夏の終わりを迎え、その瞬間から次の夏が待ち遠しい。
Tornado2026。今から楽しみで仕方がありません。

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